うちに保護犬ココアがやってきたのは10年前でした。
柴犬ショコラは2歳、もう一頭犬を迎えたいなというタイミングでした。
「保護犬の里親」ということばを知ったのは市の広報を読んだのがきっかけです。

市の広報に「保護犬の里親募集」って
書いてあるけど、どんな制度なんだろう

里親ってなに?
保護犬?
保護犬の里親ってなに?
市の広報にかいてあった譲渡会の日程には都合がつかず、そのまま数日過ぎましたが保護犬と里親のことばが頭から離れませんでした。
インターネットで検索してみたところ、どうやらいろいろな事情で飼い主のいない犬を保護犬といい、保護犬を引き取ることを里親になるということだとわかってきました。
保護犬のいろいろな事情って?
保護犬のいろいろな事情というのは、
・飼い主がしつけができないから
・不妊、去勢していなかったため増えすぎてしまったから
・繁殖犬として飼われていたが繁殖できなくなったから
・迷子になり飼い主がみつからなかったから
・野良犬だったため捕獲されたから
など飼い主の勝手な事情がほとんどです。
こういった犬たちは愛護センターへ収容され、引き取りがなければ殺処分となることを知りました。
殺処分なんて聞いて当時はとてもびっくりしました。
保護犬を引き取ることは責任重大だなと感じつつ、
すべての犬を引き取ることはできないけど、
わたしが1頭引き取ろう
今まで、犬たちからたくさんの癒しをもらってきましたから
ほんの少しお返しができるかな。
保護犬を引き取るには
では、保護犬を引き取るにはどうしたらいいか?
インターネットで検索してみると「いつでも里親募集中」というサイトにたどり着き、たくさんの犬や猫が里親を募集していました。
数日は、サイトの中で里親を募集している犬たちの情報を見ながら柴犬ショコラとの相性を考えていました。
もし、「ショコラと相性が悪かったらどうしよう」とか「ショコラがもう1頭を受け入れなかったら?」などの心配がありましたから。
犬たちの情報を見ていた中で1頭の雑種犬の情報を見ていたところ、掲載されていた写真がとても愛嬌のある顔でなんとなく興味がわきました。
その犬を保護しているボランティアさんのブログをそれから数日間読みましたが、おもしろい子だなとますます興味を持ちました。
そうこうしているうち里親候補のかたが現れ、トライアル(お試し)に行っていると書かれているのを読んだとき、とてもがっかりしたものです。
うちとは縁がなかったと思い、いったんはあきらめました。
数日後、そのボランティアさんのブログを見たところ保護犬が戻ってきていることを知り、「やっぱりこの子はうちの子に違いない!」と早速譲渡の申し入れをしたのです。
その子はショコラと仲良く暮らしているココアです。
やっぱり、うちの子でした。
ショコラとの相性を心配していましたが、ココアはショコラを姉さん犬として認めて仲良くしてもらおうとがんばっていました。
ショコラのほうは環境の変化に弱いようではじめのうちは遠くから眺めているという感じでしたが、今ではすっかり仲良しです。
いつも一緒にお昼寝していますよ。
こんなふうにお昼寝しているのを見るとなんともいえない幸福感に満たされてしまうのは私だけですか?
保護犬からこんな幸福感をもらえるなんて思ってもみませんでしたよ。
やっぱり、犬って最高!
コメント