犬を飼っていても、飼っていなくても「犬が好き!」っていう人はたくさんいますよね。
犬となかよくしたいと思って近づくと、逃げられてしまう・・・
どうして?
逆に、不思議に犬がまわりに集まってくる「犬に好かれる人」っています。
不思議だと思いませんか?
実は、犬に好かれる人にはしていることとしないことがあるのです。
犬に好かれる人がしている5つのことと3つのしないことをご紹介します。
犬に好かれる人がしている5つのこと
犬たちは落ち着いた雰囲気、安心できる人が大好き。
では、犬たちはどのように判断しているのでしょうか?
ふとしたときに犬たちに見つめられていると感じることはありませんか?
犬たちはいつでも私たちを観察しているのです。
私たちが感じている以上観察し、人の感情の動きや持っている雰囲気、言動を敏感に感じ取っています。
犬たちはその人が持っている穏やかな感情、やさしい雰囲気によって安心するのです。
では、犬たちは、初めて会う人が安心できる人かどうか、どうやって判断しているのでしょうか。
犬に好かれる人は、犬を安心させる5つのことをしているのです。
穏やかな雰囲気をつくる
犬ってとても勇敢で強そうなイメージがありますが、本当は臆病な性格のこが多いんです。
臆病だからこそ、犬たちは安心できる平和な環境を好むのです。
そんな犬たちに好かれる人が心かけていることは、犬たちを安心させること。
特に、はじめて会う犬に接するときには、穏やか雰囲気をつくってリラックスさせ、犬たちの警戒心をといてあげているのです。
にこやかな表情で口調はやさしく、動作はゆっくりと落ち着いて、ゆったりとした雰囲気を持つ人は誰からも警戒されることはありませんよね。
犬たちにとっても同じ、安心できる心地よい雰囲気にリラックスします。
まずは、犬たちをリラックスさせてみてください。
犬たちの目を見ない、無視する
犬たちは目を見つめられることが、とても苦手です。
私たちも知らない人にじっと見つめられてしまうと、居心地の悪さを感じますよね。
犬たちは、はじめて会う人に見つめられると、恐怖を感じてしまうのです。
はじめて会う犬には、無視してあげること!
犬たちは「無視された」と嘆くことはありません、注目されていないことにむしろ安心するのです。
興味を持てるまで待ってあげる
犬たちは警戒心から解放されると、その人に興味を持ち始めます。
興味を持った犬たちは、においを嗅いでその人のことをもっと知ろうとします。
犬たちが興味を持ってにおいを嗅ぎに近寄ってくるまで待つ、これが大事!
犬たちが、においを嗅ぎたいそぶりを見せたら、ゆっくりとしゃがんでにおいを嗅がせてあげる。
このとき犬の正面ではなく、同じ方向を見るように横に並ぶように、脇にしゃがんであげてください、「敵意はないよ」と伝わりますから。
犬が好きなの人は安心するまで、決して自分から犬に近寄らず、待ってくれる人。
犬たちは、安心して興味を持てるまで待ってくれる人が好きなのです。
においを嗅がせる
犬に好かれる人は、はじめて会う犬にすぐになでてあげることはしません。
犬たちが興味を持って近づいて、においを嗅ぎ終わったら、さりげなく肩のあたりや胸などを手の甲でやさしく触れる程度で、なでてあげると犬を怖がらせることがありませんよ。
犬の頭をなでることは犬たちにとっては、うれしいことではないのです。
自分より、何倍も大きい人が上から覆いかぶさるように手を頭の上に乗せてきたらと想像してみてください、怖いですよね?
同じ高さになるようにしゃがむことで、犬たちを怖がらせることなく、やさしくなでてあげることができるのです。
嫌がったらしつこくしない
警戒心の強い柴犬や臆病な保護犬は、はじめて会う人にさわられることを嫌がります。
犬がいやがるそぶりをみせたらなでることはすぐやめて、しつこくしないことがとても大事です。
嫌がることをしつこくすると、「嫌がることをする人」というイメージが定着してしまいます。
嫌がることをしない人とイメージさせるようにします。
犬に好かれる人がしない3つのこと!!
犬に好かれる人は、犬に嫌うことをしないのです。
それは・・・
犬をじっと見つめたり、犬に自分から近づいたりしない
犬たちの世界では、“じっと見つめる”ことは“威嚇する”ことと同じです。
人は「かわいいな」と思って見つめていても、犬たちは威嚇されたと思ってしまいます。
さらに見つめたまま正面から近づいたりしたら、犬たちは恐怖しか感じませんよね。
私たちだって自分よりずっと大きな人が、威嚇しながら近づいてきたら恐怖を感じます。
犬に好かれる人は、犬たちを見つめたり、正面から近づいたりしないのです。
犬をおどろかせるようなことはしない
犬たちはとても聴覚が優れています。
犬たちの近くで、大きな音がしたり、大きな声が聞こえるとおどろいてしまいます。
花火やカミナリの音でおどろき、走り出してしまうということはよくあることですよね。
人は冗談のつもりで、犬たちをおどろかせるようなことをしますが、犬たちに冗談は通じません。
犬たちに警戒心を抱かせ、信用できない人と思われてしまいます。
犬に好かれる人は、犬たちをおどろかせるようなことはしないものです。
無礼なことはしない
私たちのあいさつは、言葉を使います。
でも、犬たちは、お互いのおしりのにおいを嗅ぎあうことであいさつを交わします。
犬たちにとって、相手のにおいを嗅ぎあうあいさつはとても重要なことです。
相手が人であっても同じこと。
犬たちはにおいを嗅ぐことであいさつをしているのですから、興味を持って近づいてきたら、気が済むまでにおいを嗅がせて安心させてあげます。
逆に、あいさつをしないということは、とても無礼なこと。
犬に好かれる人は、無礼なことはしないのです。
まとめ
犬に好かれる人は、犬が好む雰囲気を持っていたり、犬が好む行動をしています。
犬が大好きなのになかなか仲良くなれないなら、ぜひ試してみてくださいね。
でも、無理は禁物!
犬たちが安心して、少しずつ仲良くなれるように、気長に待ってあげましょう。
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