玄関に入ったとき、部屋のドアをあけたとき、なんとなくにおう・・・・
ふだんは気にならないけれど、気が付かないフリをしていたけれど
やっぱり、におう!
家族として一緒に暮らしている犬たちのにおいは、室内に漂ってしまうもの。
仕方ないとわかっているけれど、急な来客に「困った!」ことはありませんか?
細菌や雑菌の繁殖?流行しているウイルスが原因かも!
なんとか消臭・除菌対策したいとは思っていても、強い刺激物は犬たちのからだに悪い影響が出そうで心配だし・・・
室内のにおいは気になるけど、飼い主さんならやっぱり愛犬のからだを心配してしまいますよね。
そんな飼い主さんが安心して除菌・消臭ができる方法があるんです!
室内にいる愛犬に刺激をあたえず、においもウイルスも除菌したい飼い主さんにおすすめの消臭・除菌方法をご紹介します。
なぜ、におうの?においの原因は?
愛犬の主なにおいの原因はおもに「排泄物臭」「体臭(皮脂)」「口臭」の3つです。
「排泄物臭」・・・犬用トイレ周辺のオシッコとウンチなどからアンモニア臭、おしりからは肛門腺臭が発生しやすい
「体臭(皮脂)」・・・汗と皮脂と雑菌が混ざり合った、人のわき汗と同じ種類の汗でにおいが発生しやすい
「口臭」・・・犬の唾液はアルカリ性のため、食べかすや歯垢に細菌が繁殖し、においが発生しやすい、また口のまわりの毛に付着した唾液からもにおいが発生しやすい

特に体臭(皮脂)と排泄物臭、これらが混ざり合って発生したにおいは、室内のカーテン、カーペット、ソファ、クッションなど布類ににおいがしみつき、気になるにおいが発生してしまうのです。
においの成分によって効果的な消臭除菌方法は3つ!
消臭するなら窓をあけて換気すればいいのでは?と思うかもしれません。
でも、布類にしみついたにおいは、換気だけではすっきりしないのです。
そこで、においの成分にあわせた効果的な消臭方法をご紹介します。
犬用トイレ周辺のアンモニア臭にはクエン酸水を使って消臭!
室内の犬用トイレ周辺には、どうしてもアンモニア臭が漂ってしまいますよね?
消臭したいけど、愛犬が使うトイレ周辺を刺激の強いものやからだに害のあるものは使いたくありません。
そこで、おすすめするのはるクエン酸を使った消臭です。
クエン酸はアルカリ性を中和することが得意です。
クエン酸水をつくり、愛犬のトイレ周辺にスプレーすれば尿などのアンモニア臭やアルカリ性の臭いを中和し消臭することができるのです。
また、クエン酸は食品でもありますので、愛犬の害になることもなく安心ですね。
汗や皮脂など酸性のにおいには重曹水を使って消臭!
愛犬が過ごしている室内でにおうものの多くは布類です。
たとえば、
犬用ベッド、ブランケット
ソファ、クッション
カーテン
カーペット
愛犬が日常触れることが多い布類には、愛犬の皮脂などがしみつきにおいが発生してしまうのです。
愛犬がいつも寝ているベッドやブランケットに強力な消臭剤なんて使えませんよね。
そんな愛犬の皮脂のにおいには、重曹を使った消臭がおすすめです。
重曹は犬の体臭である皮脂などの酸性の臭いを中和します。
重曹水をつくりにおいが気になる布類に直接スプレーすると、酸性である犬の体臭や汚れを吸着し消臭することができます。
食品でも使われる重曹ですから、安全に消臭できますね。
酸性とアルカリ性のにおいをまとめて消臭できないの?
トイレのにおい、皮脂のにおいとそれぞれに消臭方法を変えるのはめんどくさい!「まとめて消臭・除菌できないの?」と思いませんか?
簡単に手早く「まとめて消臭・除菌したい!」っていう飼い主さんには、次亜塩素酸水(じあえんそさんすい)を使う消臭・除菌をおすすめ!
次亜塩素酸水はにおいの元になる酸性の体臭(皮脂)・尿などのアンモニア臭やアルカリ性の臭いのどちらも分解・消臭することができるスグレモノ!
においの元に反応し分解したあとは瞬時に水に変わるため、残るのは水です。
水であれば犬たちに刺激を与えこともなく消臭もできる、安心安全な消臭方法です。
次亜塩素酸水とは?
次亜塩素酸水とは厚生労働省の定義によると、
本品は殺菌料の一種であり、塩酸又は食塩水を電解することにより得られる次亜塩素酸を主成分とする水溶液。 わが国では平成14年6月に食品添加物として指定され ており、使用基準及び成分規格が定められている。 今回、製造技術の進歩等を踏まえ、成分規格の一部を 改正(微酸性次亜塩素酸水・弱酸性次亜塩素酸水の2種 の成分規格改正)しようとするものである。
とあります。
次亜塩素酸を主成分とする水溶液である次亜塩素酸水は、厚生労働省が食品添加物として指定をする安全性の高いものですが、除菌力・消臭力が高く家庭内の消臭や室内に侵入したウイルスを死滅させることに適したものなのです。
次亜塩素酸水で消臭・除菌するって安全なの?
なぜ、次亜塩素酸水は安全なのでしょうか?
それは次亜塩素酸水が、体内で作られた有機物に触れるとすばやく水に戻り、成分が残留しないためです。
残るのは水だけですから、人体や動物に無害なのです。
消臭・除菌作用は体内で作り出されたにおいの元になる有機物と反応した瞬間に分解がはじまります。
次亜塩素酸水を使うと消臭・除菌が素早くできるから、急な来客に慌てることもなくなるはず。
次亜塩素酸水優秀なところは、においだけでなく、細菌やウイルス対策にも強いちからを発揮することができることです。
次亜塩素酸水は細菌や病気を引き起こすウイルスにふれると、細菌やウイルスを覆っている細胞膜を破壊し細胞の内部に透過します。
細菌やウイルスの細胞内部から分解し、不活性化(死滅した状態、活動できない状態)することで、元から破壊することができるのです。
消臭する場合と同じように細菌やウイルスを不活性化すると次亜塩素酸水は瞬時に水に変わり、やはり成分が残留しないため安心安全なのです。
次亜塩素酸水が安全といわれる理由は有害成分が残留せず水に変わるからなのです。
次亜塩素酸水を使うデメリットはある?
次亜塩素酸水のデメリットはなんといっても、保存期間の短さです。
- 保存期間が短いため、長期保存に向かない
- 紫外線にあたると、効果がなくなる
保存期間が短いということが、最大のデメリットですね。
保存期間が短いなら、新しいものを定期的に補充し、紫外線にあたらないように保管することができて希釈せずにそのまま使える次亜塩素酸水、除菌水ジーア がおすすめです。
まとめ
犬たちは、においに敏感です。
消臭剤などを使うと、どうしても人工的なにおいが残ってしまうこともありますよね。
人にとっては「いい香り」でも、犬たちにとっては「鼻をつく人工的なにおい」なのです。
犬たちはきついにおいを嫌うことが多いもの。
それに、床などについた消臭成分をなめてしまうことがあるかもしれません。ずっと見張っているわけにもいかず、心配ですよね。
室内のにおいを消臭しようと思うなら、愛犬のために無害なものを使いたい。
だったら、安全に消臭できる次亜塩素酸水がおすすめ!
超音波式加湿器などで部屋全体を消臭・除菌したり、気になる場所へ直接スプレーすることもできます。
愛犬との暮らしを快適にするために、安心安全な消臭・除菌を始めてみませんか?
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